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船橋市・八千代市の耳鼻科ならどい耳鼻咽喉科 船橋日大前クリニック

花粉症(アレルギー性鼻炎)

今年は早めに治療開始を

・スギ花粉の症状とオミクロン感染の症状が似ていて紛らわしいので、今シーズンは早めの花粉対策をお勧めします。
・過去に使用経験があり有効性と安全性が確認できている薬剤でしたら長期処方できます。(長期処方した場合は途中で薬の変更はできませんのでご注意ください。)
・花粉症かどうかの血液検査は3歳くらいから行うことができます。ご希望の方は検査予約してからの受診をお勧めします。
スギ花粉症のレーザー治療は7月~1月に予約制でおこなっております。
免疫療法は7月~12月に新規治療受付しております。

鼻の病気 > 花粉症

アレルギー性鼻炎(花粉症)子供

誘因・原因
アレルギー症状を起こす原因である物質を抗原(アレルゲン)と言います。

アレルギー性鼻炎はハウスダストやダニ、スギやヒノキ科の花粉などのアレルゲンを吸入することにより発症します。

主な花粉の飛散時期
スギ(春:2月~3月前後)
ヒノキ(春:4月~5月前後)
カモガヤ(夏:5月~9月前後)
ヨモギ(秋:8月~10月前後)
ブタクサ(秋:8月~10月前後)
病態
アレルゲンに反応するIgE抗体を持っている人がアレルゲンを吸入すると、化学伝達物質が放出されくしゃみ、鼻水、鼻づまりが生じます。
症状
「鼻をいじる、鼻をこする」、
「鼻がたれる、鼻をすする」、
「いびき、口を開けて寝る、口呼吸」
などの仕草をします。鼻以外の症状では、目を痒がったり、喉の奥がイガイガするなど不快感を覚えたり、激しく咳込んでしまうこともあります。熱はあっても微熱程度で高熱にはなりません。頭痛を訴える場合もあります。
検査・診断
ガイドラインの沿って重症度を判定します。

問診を行い、鼻粘膜の状態を評価します。

血液検査で原因を調べる場合もあります。
当院ではアレルギーの血液検査は指先から数滴の血液を採取する方法も採用しています。
負担が少なく血液を採ることが難しい小さいお子さんでも検査することが可能です。

治療
ガイドラインに沿った治療を行います。

軽症例では第2世代抗ヒスタミン薬がよく使われます。

中等症以上ではステロイド点鼻薬を併用することが多いです。

目のかゆみや充血に対しては、抗ヒスタミン薬を点眼します。

5歳以上のお子さんはアレルゲン免疫療法を行うこともできます。

6歳以上で手術中じっとしていることができるお子さんに対してはレーザー手術を行うこともできます。

※レーザー手術をご希望の方はどい耳鼻咽喉科(薬園台クリニック)にご紹介いたします。

家庭での注意点
アレルギー性鼻炎の中で一番多いのはハウスダストと埃中に住んでいるダニです。
なるべく埃がたまらないようにしましょう。「鼻がかゆいために鼻をこする」というのが一番のサインです。
アレルギーのせいですから怒らないでください。
花粉症対策
  • マスクをして鼻内に抗原が入らないようにしましょう。
  • すべすべした素材のコートを選びましょう。外出先から帰ったら、家に入る前に洋服の花粉を払い落しましょう。
  • 花粉の飛散が多い時期は窓を開けないようにしましょう。
  • 洗濯物は外に干さないようにし、外に干す場合には家に入れる前にしっかりと花粉を払い落しましょう。
  • 代替医療として増加しているヨーグルト、乳酸菌剤ですが、効果ありと判断されている方は30%以下という報告があります。(参考)厚生労働省:アレルギー性鼻炎の代替医療
受診前にアレルギー症状が出た場合
夜間・休日などでクリニックを受診できない時にアレルギー症状が出た場合は、市販薬の抗ヒスタミン薬を使用してもよいでしょう。
※市販薬では十分効果が得られない場合や眠気などの副作用が出る場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。
豆知識
花粉症は英語で “hay fever” ということが多いです。

“hay” とは「干し草」の意味で、この “hay” が原因で鼻・のどがかゆくなったり、くしゃみ、鼻水に加えて熱っぽくなったことから “hay fever” と呼ばれたのがはじまりのようです。

アレルギー性鼻炎(花粉症)大人

誘因・原因
アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を起こす原因である物質を抗原(アレルゲン)と言います。

通年性アレルギー性鼻炎の主な抗原は、ほこりやカビ、ダニなどのハウスダストと呼ばれるものですが、中でも多いのはダニです。

このほか、猫や犬などのペットの毛も抗原として知られています。

花粉症とは、植物の花粉によってアレルギー症状が引き起こされる病気です。

これらの物質にアレルギーのある方は、アレルゲンが鼻に入ると、アレルゲンの侵入を防ぐかのように鼻がつまったり、くしゃみや鼻水でアレルゲンを体の外に追い出そうと反応します。

つまり、アレルギー性鼻炎は体内にアレルゲンが入らないようにする一種の防御反応として起こっています。

この防御反応には個人差があり、アレルギー性鼻炎をお持ちの方の場合は、過剰に反応してしまっている状態ということです。

主な花粉の飛散時期
スギ(春:2月~3月前後)
ヒノキ(春:4月~5月前後)
カモガヤ(夏:5月~9月前後)
ヨモギ(秋:8月~10月前後)
ブタクサ(秋:8月~10月前後)
病態
感作されている方の鼻粘膜に抗原が吸入されると、IgE抗体と結合した化学伝達物質が放出されすぐに(しゃみ、鼻水、鼻閉)などの反応が生じます。

その後鼻粘膜の腫脹が進みさらに鼻がつまります。

アレルギー性鼻炎

症状
くしゃみ、水様性鼻汁、鼻閉が三主徴です。

アレルギー性鼻炎で起こるくしゃみは一度出始めると何回も繰り返し、鼻水は水のように流れ出ます。

そして、ひどくなると鼻がつまって、全く鼻で息ができなくなってきます。

鼻以外の症状では、目を痒くなったり、喉の奥がイガイガするなど不快感を覚えたり、激しく咳込んでしまうこともあります。

熱はあっても微熱程度で高熱にはなりません。

頭痛を訴える場合もあります。

検査・診断
問診と合わせて、鼻鏡検査、採血による血液・鼻汁好酸球(びじゅうこうさんきゅう)検査などを行い、アレルギー性鼻炎がどうかを診断します。

問診では、いつごろから症状が始まったか、季節との関連性、症状やその程度、過去の病歴、気管支喘息(きかんしぜんそく)、アトピー性皮膚炎などのほかのアレルギー性の病気の有無、などを伺います。

また患者さんの訴える、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状の程度により、
①くしゃみや鼻水が主な症状の「くしゃみ・鼻水タイプ」、
②鼻づまりがひどい「鼻づまりタイプ」
を区別し、それぞれの重症度などをガイドラインに沿って判定します。

治療・薬
ガイドラインに沿った治療を行います。

  • 軽症例では第2世代抗ヒスタミン薬の飲み薬を使用します。
    中等症以上ではステロイド点鼻薬を併用します。
    重症例ではステロイド内服薬を短期間に限り使うことがあります。
  • 目のかゆみや充血に対しては、抗ヒスタミン薬を点眼薬を使用します。
  • 薬物療法で効果が出る中等症以下のアレルギー性鼻炎の方には炭酸ガスレーザー手術の適応があります。
    レーザー手術自体の費用は3割負担の方で9000円ほどです。重症の方は他の外科手術(コブレーションシステム、下鼻甲介骨切除や後鼻神経切断術など)かアレルゲン免疫療法をおすすめします。
  • アレルギー反応自体を起こりにくくさせる治療法には舌下免疫療法などのアレルゲン免疫治療があります。
注意点
炭酸ガスレーザーをご希望の方はどい耳鼻咽喉科(薬園台クリニック)にご紹介いたします。

他の外科治療をご希望の方は連携医療機関などにご紹介いたします。

花粉症対策
  • マスクをして鼻内に抗原が入らないようにしましょう。
  • コンタクトを装着せず、メガネをかけましょう。
  • すべすべした素材のコートを選びましょう。
    外出先から帰ったら、家に入る前に洋服の花粉を払い落しましょう。
  • 花粉の飛散が多い時期は窓を開けないようにしましょう。
  • 洗濯物は外に干さないようにし、外に干す場合には家に入れる前にしっかりと花粉を払い落しましょう。
  • 代替医療として増加しているヨーグルト、乳酸菌剤ですが、効果ありと判断されている方は30%以下という報告があります。
    (参考)厚生労働省:アレルギー性鼻炎の代替医療(民間医療)
花粉症の初期療法について
以前は花粉飛散開始する2週間ほど前から治療すると効果的と言われていましたが、飛散開始時期から治療を開始しても効果には変わりがないことが分かってきました。

例年2月中旬にスギ花粉が飛散開始しますのでそれまでには治療薬を用意しましょう。

12月~1月に症状が出始める敏感な方は2月中旬まで待たずに症状が出たら治療を開始しましょう。

受診前にアレルギー症状が出た場合
夜間・休日などでクリニックを受診できない時にアレルギー症状が出た場合は、市販薬の抗ヒスタミン薬を使用してもよいでしょう。
※市販薬では十分効果が得られない場合や眠気などの副作用が出る場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。

厚労省の花粉症Q&A集はこちら

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