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船橋市・八千代市の耳鼻科ならどい耳鼻咽喉科 船橋日大前クリニック

難聴

耳の病気 > 難聴

耳管開放症

誘因・原因
ダイエットや病気などによる急激な体重減少。
または、鼻すすりの習慣が原因となることが多いです。他に脱水、妊娠、加齢も原因となります。ストレスが背景にある場合も多いです。
病態
耳管は鼻の奥と耳とをつなぐ管で通常閉じており、必要に応じて開きますが、この病気では耳管が開きっ放しになっています。

症状
耳が詰まったり、自分の声や呼吸音が頭に響いたりします。

耳の詰まりは耳抜きしても治りませんが、横になったり、深くお辞儀をすると治ります。

検査・診断
呼吸や嚥下に合わせて鼓膜が動くのが観察できます。

鼻すすりの習慣がある人は滲出性中耳炎になっていることもあります。

治療
脱水や体重減少、鼻すすりの習慣など原因がある場合はその改善が必要です。

漢方薬などの内服薬を用いることもあります。

注意点
長時間の立ち仕事はなるべく避け、脱水に注意し、水分補給を早めにしましょう。

首をスカーフにまくなどで圧迫すると一時的に症状が軽減します。
仕事や会話中などに症状が出た場合の治し方として役立つ場合があります。

急性低音障害型感音難聴

誘因・原因
原因は不明ですが、疫学的にはストレスとの関連が示唆されています。
病態
内耳の中はリンパ液で満たされているのですが、そこが浮腫んだ(水分が過剰な)状態になると聞こえが悪くなります。
症状
片耳や両耳の難聴がある日突然出現します。

軽い難聴のときは、「耳が詰まっている」と感じることがあります。

軽いめまいや肩こり、頭重感、頭痛を随伴することもあります。

検査・診断
聴力検査では低音域を中心とした難聴を認めます。
治療・薬
内耳の浮腫みをとるために利尿薬を用います。

他に循環を改善させる薬や神経障害を回復させる薬を用います。

難聴の改善が鈍いケースではステロイド薬を用います。

疲労やストレスをためないよう、十分な睡眠、適度な運動、気分転換を行いましょう。

水分はこまめに補給しましょう。

一度治っても約40%は再発します。
その場合「蝸牛型メニエール病」と病名が変更されます。

注意点
繰り返すことがある病気なので聴力が改善したか確認することが大切です。
薬が無くなる前に再診して聴力検査をしましょう。

音響外傷・騒音性難聴

誘因・原因
予期せぬ爆発音やコンサートなどが【音響外傷】の原因となります。

騒音がする職場への長年の勤務やパチンコや音楽、剣道などの長年の趣味などが【騒音性難聴】の原因となります。

ヘッドホンやイヤホンで大きな音を聞き続けることによって起こる若者の「ヘッドホン難聴」や「イヤホン難聴」が近年問題視されています

病態
音を感じる内耳有毛細胞が傷害されています。
症状
音響外傷は大きな音を聞いた直後から数時間のうちに難聴、耳鳴、耳閉感を自覚します。

騒音性難聴は年単位で徐々に進行する難聴、耳鳴りとして自覚されます。

両耳のことも片耳のこともあります。

検査・診断
典型例では聴力検査で4000hzを中心とした難聴を認めます。
治療
音響外傷は突発性難聴に準じステロイド薬を用います。

ステロイド薬の内服治療期間は1~2週間程です。

騒音性難聴は有効な治療法がなく難聴は治らないため、耳栓などの防音保護具で予防するしかありません。

騒音難聴の手引きはこちら「騒音性難聴に関わる全ての人のためのQ&A」

ヘッドホン難聴・イヤホン難聴の予防
    • 音量を下げたり、連続して聞かずに休憩をはさむ
    • 使用を1日1時間以下に制限
    • ノイズキャンセリング機能のついたヘッドホン・イヤホンを選ぶ
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